
イタリアに住むメリットって何があるのかな?
という方にオススメの記事です♪
皆さんこんにちは!
みっこです(•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾
突然ですが、皆さんはイタリアと聞くと何を思い浮かべますか?!
研究者である日本人夫のイタリア移住が決まった時、私は
- 陽気で人懐っこい人たち
- 暖かい気候
- ワイン
- ビーチ
- ピザ、パスタ等のイタリア料理
を思い浮かべました。
2016年5月から始まったイタリア生活も残りわずかとなったところで、今日は、実際に4年間イタリアに住んでいた私目線で、
日本人主婦がイタリアに住んで
良かったところベスト3
をシェアしようと思います!!
目次
食事が美味しい
日本食が一番な私ですが、
やはり食のイタリア。
食事は本当に美味しいです!!
どのレストランも外れがない
イタリアジェノバ在住の4年間でいろいろなローカルレストランへ行きましたが、これまで一度も外れたことはありません。←奇跡
レストランへ行く時、大抵はイタリア人の友人や夫の同僚たちに教えてもらったオススメのレストランへ行くのですが、飛び込みで入ったレストランでも「失敗だったな〜」と思うレストランは一つもありませんでした。
どこのレストランへ行っても大抵美味しいのは、それだけイタリア人が食にこだわっている証かなと思います。
もちろん、観光地ではぼったくられたりすることもあるみたいですが、基本的にローカルのレストランでは外れがないのはイタリア全国共通ではないでしょうか。
リーズナブルな値段で本格的なイタリア料理が堪能できる
私はイタリアへ行く前は、イタリア料理と聞くとほとんどがコース料理で、結構お値段も高いんじゃないのかなと思っていたのですが、メインディッシュが10ユーロ(約1,200円)くらいのレストランでも舌つづみを打つほど美味しいレストランがたくさんあります。
※中心街を除く現地人ご用達レストラン
そして、そこまでたくさん食べられない日本人にとってコース料理は結構ハードルが高い印象があるかと思うのですが、Antipasto(アンティパスト/前菜)を頼まなくてもPrimo(プリモ/メインディッシュの前の炭水化物系の料理)かSecondo(セコンド/肉や魚のメインディッシュ)から頼んでも大丈夫なレストランも多いので、自分が食べたいもの・食べたい量を選ぶことができます。
百聞は一見にしかずということでイタリアで美味しかった食べ物の写真をシェアします!

〈新鮮な魚介類のフライ〉
お値段16ユーロ(約1,900円)。
イカやタコ、白身魚などのミックスフライ。結構なボリュームなので二人でシェアして食べるのがちょうどよかったです。

〈サーモンのマリネ〉
お値段忘れましたが、ふわふわのサーモンがほど良い酸っぱさのソースでマリネされていて、ワインととてもよく合いました。

〈ステーキ〉
お値段13ユーロ(約1,500円)のミディアムレアのステーキはとっても柔らかく、こちらもワインとの相性も抜群でした!

〈ピッツァ盛り合わせ〉
いろんな種類のピッツァがあって、自分な好きなものを好きなだけ量り売りで買うことができます。

〈ピッツェッタ〉
ピザの小さいバージョン。
大きさは手のひらサイズでお値段2ユーロ(約230円)とお手軽価格。

〈フォカッチャ〉
お値段2枚で1,2ユーロ(約150円)。
朝と夕方、歩きながらほおばっている子供や大人をよく見かけます。
ピッツェッタやフォカッチャはイタリア人のソウルフードといった感じで、簡単なお昼ご飯や軽食にわが家でもよく食べました。
子供達も大好きなメニューです。
いろいろなイタリア料理がありますが、私が一番好きだったのはやはりイタリアのチーズと生ハムで、これらを赤ワインと一緒にいただくのが最高の組み合わせです!!

〈赤ワインとチーズ〉
我が家のアペリティーボの定番。
チーズとハムが先だったのか、ワインが先だったのか、それともチーズとハムとワイン同時にこの世に出てきたのかはわかりませんが、この組み合わせは本当に間違いありません!
イタリアへ行かれる予定のある方は、ぜひイタリアのワインとチーズを一緒にお楽しみくださいヾ(*´∀`*)ノ♪

海がすぐそばにある
イタリアは国全体が海に囲まれているということもあり、日常の生活でも海を身近に感じることができます。
初めてイタリアへ引っ越してきた当時、私たちはジェノバの街中にアパートを見つけて住んでいたのですが、子育てをするのにより良い環境をと思い、街中から電車で20分ほど離れたところへ引っ越しました。
今の家からは歩いて5分で海に行けます。←奇跡(2回目)
ジェノバは地中海に面していて、この海岸はフランスのコートダジュールから続く、夏のリゾート地です。
その名の通り、まさに「青い海岸」がフランスからイタリアに延々と続いていて、車で20分も走れば青く澄んだ海を毎日でも堪能することができます!
せっかくこんなに近くに海があるので、わが家は季節を問わず海へ出かけます。
夏はもちろん泳いだりもするのですが、
泳ぐために海へ行く!
というよりも、波の音を聞いたり、ただただ何もせずにビーチでまどろんだりするのが私は好きです。

〈まだ誰もいない早朝のビーチ〉
海の波の音を目をつぶって聞いていると、心がスーッと洗われる感じで、とてもリラックスすることができます。
休みの日、わが家はお昼ご飯や軽いスナックを持って朝から夕方までほぼ一日中ビーチにレジャーシート を敷いて過ごすこともあります。
イタリア人は、天気が良ければ平日でも海辺に座っている人がたくさんいます。
先ほども書きましたが、海で特に何をするというわけでもなく、海を見ながら一人でぼーっとしたり、友達とおしゃべりをしたり読書をしたりと、イタリア人の海での過ごし方は人それぞれです。

〈人で溢れる9月初めのビーチ〉
子供に優しい
イタリア人は、
とにかく子供に優しいです。
これはもう、声を大にして言えます!!
私が選んだベスト3の中で、実はこれが一番よかった点です。
生活の中では、駅にエレベーターが設置されてないところも多く、長い階段をベビカーを担いで上り下りしないといけなですし、歩道も狭いのでベビーカー一台が通るのが精一杯という感じで物理的にはだいぶ子供に優しくない国ですが、とにかく人が子供に優しいのです。
これは私が実際にイタリアに住んでみて感じたことなのですが、おじいちゃんおばあちゃん世代の人だけが子供に優しいのではなく、老若男女全ての人が子供(特に小さい子供)に優しいです。
※例外的にそうでない人もいますが、大半のイタリア人はそうです。
では、具体的にはどのように優しいのか?!
小さい子供がいるお母さんが困っているとすぐに助けてくれる
私が一人でベビーカーを担ぎ駅の階段をのぼろうとしていたり、電車からベビーカーを下ろそうとしているとほとんどの場合、誰かしら周りにいる人がすぐに助けてくれます。
足の悪いお年寄りの方でも、近くにいる人に
「このマンマを助けてあげてくれ〜」
とバス中に響き渡る大声で声かけしてくれて、助けてくれたこともありました。
カフェやレストランにベビーカーを押して入ろうとしていると、通りすがりの人がとても自然に後ろからドアを開けにきてくれたり、レストランを出るときも出口の近くに座っていた人がささっとやってきてドアを開いてくれたりと、ごく自然にサポートしてくれる人がたくさんいます。
「Grazie!(ありがとう)」とお礼を言うと、「Di niente(とんでもない)」と言って風のように立ち去って行きます。
上に書いたようなイタリア人の優しさは、子供を連れているのが私の夫でも全く変わりません。
公共交通機関で子供に席を譲ってくれる
電車やバスに子連れで乗ると、すぐに誰かが席を譲ってくれます。
バスの中が混んでいても、
「ここに小さいビンボ(男の子)とマンマがおる!
どこか空いている席はない?!」
と、誰かが車内で大声で叫んでくれて、みんなで空いている席を探してくれるか譲ってくれます。
もうここまでくると感動モノです。
席を譲ってくれたり探してくれた後も、「赤ちゃんかわええな〜」とか、「子育て大変ちゃう?」など、ママをねぎらってくれる言葉をかけてくれる人が多いです。
日本のニュースで目にする、電車やバスでベビーカーをたたみなさいと言われることは絶対にありませんし、子供が多少騒いでも注意されることもありません。
子供に飴ちゃんをくれる
これは子供にとって良いか悪いかは別として、年配のイタリア人の大半は、常にポケットかカバンに飴ちゃんをしのばせていて、道端で会った知らない子供達にもこの飴ちゃんを配ります。
まるで大阪のおばちゃんです(笑)
私たち家族が住んでいるアパートにも、すれ違うといつも必ず飴ちゃんをくれる人が何人かいるのですが、いつもバラエティに富んだ飴ちゃんを常備していて、すれ違うと子供達のバッチーノ(キッス)と交換に飴ちゃんをくれます。
人が子供に対して優しく接してくれるのは、私のように3人の小さい子(5才2才0才)を持つ親にとっては本当にありがたいことです。
例え子育てがしやすい環境が整っていたとしても、環境か人の優しさかで聞かれたら、私は絶対に人が子供に優しい方を選びます。
(と言いつつ、駅にエレベーターくらいは付けてほしいというのが正直なところですが)
あまりにイタリア人が子供に優しいのでその理由を考えてみたのですが、きっとイタリア人は”小さな子供が好き”というのが根底にあるんじゃないかなと思います。
イタリアでは子供ができると、おじいちゃんおばあちゃん(自分の両親または夫の両親)の家の近くに引っ越しして、祖父母のサポートを受ける人がたくさんいます。
共働きが比較的多いイタリアでは、子育てを円滑にするためにおじいちゃんおばあちゃんも子育てに参加するというシステムが自然とできているような気がします。

まとめ
イタリアにはいろんな魅力がありますが、今日は日本人主婦の目線で、4年間イタリアに住んでみて本当によかったことベスト3を書いてみました。
あと2週間ほどでイタリアを離れることになるのですが、4年間という長い期間イタリアで過ごしたので、あまり客観的にイタリアを見れなくなっている自分がいる気がします。
イタリアを離れて、ここもよかったな〜あれもよかったな〜と思い出したら、その時は続編を書こうと思います(*´艸`*)
最後まで読んでくださりありがとうございました!
(੭*ˊᵕˋ)੭ᵗʱᵃᵑᵏᵧₒᵤ❥
